自工程完結

今日は久々に得意先に行ってきた。例年の展示会なのだが、メーカー独特(?)の業務効率化についての事例紹介で、昨年同様に謳いたい事は「自工程完結」。

自は自らの意で、工程はメーカー独特の用語かもしれないがプロセスや過程や取り持つ業務を行う部分といった意味に感じる。完結はそのまま。つまり、自分の取り持つ業務内で良し悪しを判断し、後工程(お客様や関係部署)のニーズを満たすこと。

この良し悪しを判断するということが一番キーになってくると思うのだが、それが後工程における判断基準(何を満たせば相手のニーズを満たすのか)が大事になってくる。もう一つ大事なのが、前工程のインプット、つまり情報、人、道具、方法、参考資料等といったデータである。

で、良し悪しを判断する大事な理由は、手戻りや遅れを防止する為である。自身の業務で関係部署から期限が過ぎて催促されて後でやればいいとか、いいかどうか確認せずに後で手戻りをしてしまうことが起こるとムダな時間によって労力・コストが掛かり、結果的に非効率的になる。

そういった良し悪しを判断する為の、判断基準、良品条件をマトリックスの表に明記し、見える化することで業務のPDCAを回して業務効率がよくなった事例がいくつも展示してあった。

長々と口で述べてきたが、とにかく何度も何度も聞かされる「自工程完結」。聞かされる度に、「ああ、できてねぇ」「相手の為に何でも不満をぶつけて下さい!とか言ってるけど、結局何も改善されていない」と嘆く自分がいる。。。

現地サポート、ローカルスタッフの教育の企画、部門内の若手でグループに横串入れた活動、現地レートに置き換えた見積推定等々。。。やることや出来そうに無い事が多すぎる。しかし、今大事なのは、できないできないと嘆く前に、どうしたらできるかを考えること。ただ限られた時間で無い知恵を絞ったって効率がかなり悪い。ある程度考えた見切りをつけて、know-who、その事に精通した人に聞くことも大事だ。もっともこういう事は誰もが未経験のことをやったり、マニュアルや規定がしっかりと整理されていない職場ほど通用すると感じる。自分で溜め込まず、周囲を巻き込みコツコツと雪だるまのように知識が蓄積し、オリジナルマニュアルが自分の頭脳に作成されていくのだろう。

さあ、Never stop thinking!自己研鑽の日々は続く。To be continued.

明日は、久々のサーフィン!!テンション上がりMAXで寝れないかも!うほー楽しみです!デッキパッドとかラッシュガード買っちゃった!レポは後日。